就活してる君へのエールと旅行記第0話
1.旅行記第0話
以前このブログで紹介したTOP老害部(たくらだ、えちご、しょう!、むすこ、アメジスト)のメンバーで旅行に行きます。ぷらっくさんは諸事情でお留守番となりました。
明日から行きます。3泊4日です。
二ヶ月ほど前だったでしょうか。
アメジストしょう!むすこぷらっくが今年度で大学院を卒業ということで、もう一度卒業旅行でもするかという話になりました。
行先は沖縄。むすこさんの強い希望によるものです。
日程はどうしようか。社会人が2人いて予定が合わせにくいけど、1日は有給取って2泊3日にしたいね。などと話し合っていた時です。
突然、誰かが言い放ちました。
「3泊4日にする?」
一瞬「え?マジ…?」という空気が流れます。
その聞きなれない言葉を消化するのに私は数秒かかかりました。
3泊4日。なんという悪魔的で犯罪的な響き。まさに天啓。
旅行といえば
「コンパクトにするなら1泊、ゆっくりしたいなら2泊」
が定石。
それを無視した超攻撃的な選択。なんと罪深い。ゆえに甘美。
だが我々のような若輩には「3泊4日」という時間的な広がりをイメージすることすらできない。
こんなことが許されるわけが。いや、しかし……
話し合っていた”えちご”・”むすこ”も私と同様にこの言葉の魔力にとりつかれてしまっていました。
気が付くと、我々はもう引き返せないところまで来ていました。
明日から沖縄。3泊4日、行ってきます。
2.就活する人々へ
私の身近な人々が就活しているようです。
応援しています。心から。
最近、自分の就活もいじってもらえているようで嬉しいです。
実際何月までやる気だったとか、いつ諦めていつ再開したかとか書きたいんですが、本当にそのへんの記憶がなくて困っています。
某マツヲ氏には言ったんですが「就活というものは社会適合者がやるもの」です。
あるいは「社会適合者のふりができる人がやるもの」だと思います。
企業は社会適合者(=大人)を求めているのですから。当然。
私は自分がそういう「大人」になれないことを認めるべきでした。
そのことに気付かずに「やらなくちゃいけないけど何もできない……」と焦るだけ焦って、無駄な時期を過ごした気がします。
就職して2年たちますが、いまだに就職した実感はありません。
「大人」にもなっていません。
先輩や上司のことは友達だと思っているし、飲み会の一本締めは手の甲で叩くし、社内の人間のことを社外で呼ぶときはあえて「さん付け」するように意識してるし、階段は2段飛ばしで駆け上がるし、仕事中にわたパチ食べてます。
たぶんタイムマシーンで戻って、もう一回やり直せと言われても就活はできません。
受験とか、部活とか、学生時代の人間関係とか恋愛とかは、やり直せばいくらでも上手くやれる自信があります。でも就活はできない。
2年働いて自分に自信もついたし、仕事の技術や、会話のテクニックも身についた。
でもどうしても「大人」にはなれないし、「大人のフリ」もできない。
もしかしたらこれも「心の中の16歳」のせいなのでしょうか。
就活しているみなさんは、凄い。
とても凄いので、あとちょっとの間、頑張りましょう。